REVOLVE 話題の最新トレンド&カルチャー・芸能ニュースを随時更新
2026年10月19日 更新

King & Prince脱退の真相とは?3人の決断と2人体制の現在

目次
[ 非表示 ]

    日本中を揺るがした激震から時が経過した今もなお、エンタメ界の歴史的転換点として語り継がれるKing & Princeの分裂劇。国民的アイドルグループの頂点へ駆け上がる最中に発表された平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3名の脱退劇は、ファンのみならず音楽・芸能関係者にも計り知れない衝撃を与えました。

    なぜ彼らは絶頂期に別々の道を選ばざるを得なかったのか。単なる「方向性の違い」という一言の裏に隠されていた海外進出への焦燥感、旧事務所との埋まらない溝、そして残留を決意した永瀬廉と髙橋海人の覚悟まで、客観的な事実と証言をもとにその深層を解き明かします。

    📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
    • 脱退の主因:ジャニー喜多川氏の悲願であった「海外進出」に対するスピード感と活動方針の決定的な乖離
    • 3人と2人の選択:世界基準のアーティスト活動へ舵を切ったNumber_iと、看板を守り王道アイドルを貫くキンプリの現在地
    • 不仲説の真偽:メンバー同士の確執ではなく、互いの人生観を尊重し抜いた末の「苦渋の発展的別離」

    【発表の衝撃】King & Prince脱退劇はいつ起きたのか?深夜の激震から今日までの歩み

    king & prince 脱退の関連写真・ビジュアル
    【画像】king & prince 脱退 関連ショット

    時計の針を巻き戻すと、発端となったのは2022年11月4日金曜日の午後11時という異例のタイミングでした。ファンクラブ会員向けに突如配信された1本の動画と公式プレスリリース。そこには、2023年5月22日をもって平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太がグループを脱退し、順次事務所を退所するという衝撃の事実が記されていました。

    冠番組『King & Princeる。』の放送や初の4大ドームツアーの成功、アリーナツアーの真っ只中という絶頂期だっただけに、世間の困惑は計り知れないものでした。動画内で黒のスーツに身を包んだ5人が深々とお辞儀をする姿や、どこか固さを残した表情はネット上で無数の憶測を呼び、SNSでは深夜から翌朝にかけて関連ワードがトレンドを独占し続けました。

    その後、デビュー5周年記念日となる2023年5月22日をもって3名はグループを脱退。平野と神宮寺はその日付けで退所し、主演映画のプロモーションを控えていた岸は同年9月30日に退所を迎えました。わずか結成5年での空中分解。それは華々しい王道アイドルの歴史において、最も痛烈な転換期となったのです。

    【脱退理由の真相】海外進出への情熱とグループ内の「埋まらない溝」

    king & prince 脱退の様子・注目ショット
    【写真】king & prince 脱退 近影・注目カット

    公式発表で語られた最大の脱退理由は、結成当初からの目標であった「海外進出への活動方針の不一致」でした。King & Princeは生前のジャニー喜多川氏が最後に手掛けたデビューグループであり、メンバーには直接「世界を目指せ」という強い遺志が託されていました。

    特にグループを牽引していた平野紫耀は、早くから海外の振付師を招いた高難易度のダンスレッスンを重ね、英語学習に励むなど、世界水準のパフォーマンスに強いこだわりを見せていました。しかし、国内のドーム公演やドラマ、バラエティ番組といった王道のタレント業務に追われる過密スケジュールの中で、海外進出に向けた本格的な活動体制は遅々として整いませんでした。

    年齢を重ねていく中で、「もう世界を目指すには時間が足りない」「目標を失ったままグループ活動を続けることはできない」という平野の焦りと妥協を許さないプロ意識が、残留を決めたメンバーとの活動に対する温度差となって顕在化していきました。事務所上層部との度重なる面談でも海外戦略のヴィジョンが合致せず、結果として自らの理想を追うための脱退という極限の決断に至ったのです。

    【平野・神宮寺・岸の選択】3人が語った本音とTOBE移籍・Number_i結成へのシナリオ

    king & prince 脱退の報道・詳細資料
    【資料】king & prince 脱退 報道・メディア記録

    脱退を選んだ3人の動機は、個々のキャラクターと人生観に深く根ざしていました。

    平野紫耀はファンクラブ動画で「自分の年齢と向き合ったときに、海外で活躍できるグループを目指すのはもう遅いと痛感した」とストレートに吐露。世界に通用するダンスとサウンドを追求するためには、従来の事務所の枠組みから飛び出す以外に道がないと確信していました。

    一方、神宮寺勇太は「メンバーの誰かが辞めたら自分も辞める」と以前から公言していた通り、グループのバランサーとして活動を支えつつも、平野の抱く高い志と苦悩に誰よりも共鳴し、行動を共にすることを選びました。また、リーダーの岸優太は海外進出への想いに加え、自身の表現力やスキルが目標に対して追いついていないという葛藤を抱え、一度リセットして新たな挑戦に向かう決意を固めていました。

    退所後、3人は滝沢秀明氏が立ち上げた株式会社TOBEへ合流を果たします。2023年10月15日、東京ドームからの生配信で3人による新グループ「Number_i」の結成を発表。デビュー曲『GOAT』を皮切りに、全米ビルボードチャートや米国の世界的音楽フェス「Coachella」への出演など、旧グループでは叶わなかったスピード感で世界への扉をこじ開けていくことになります。

    【不仲説を検証】メンバー間の確執はあったのか?岩橋玄樹の脱退から続いた葛藤

    5人から2人へと急激に縮小したことで、週刊誌やネット上では「メンバー間の不仲説」や「空中分解」といったセンセーショナルな噂が絶えませんでした。しかし、関係者の証言や当時の言動を丹念に追うと、メンバー同士の人間的な不仲という事実は見当たりません。

    キンプリの歴史を語る上で欠かせないのが、2021年3月にパニック障害の治療のためにグループを脱退した岩橋玄樹の存在です。6人でスタートした絆が5人になった際、彼らは「誰かが欠けたらどうするのか」という重い命題に初めて直面しました。岩橋が抜けた穴を埋めるべく結束を強めた反面、「グループのあり方」についての個々の責任感や将来像の違いが浮き彫りになっていったのもこの時期でした。

    話し合いは夜通し何度も行われ、互いの人生を否定することなく、どこまでも真剣に向き合った末に出した結論が「それぞれの選んだ道を尊重する」ことでした。脱退直前まで雑誌の撮影やレギュラー番組で見せていた屈託のない笑顔やスキンシップは決して作られたものではなく、お互いを認め合っていたからこそ、無理に引き止めず送り出すという究極の優しさを選んだと言えます。

    【2人体制の現在地】永瀬廉と髙橋海人が守り抜いた「King & Prince」の誇り

    3人の脱退という未曾有の危機に直面しながら、グループの看板を下ろさない選択をしたのが永瀬廉と髙橋海人でした。

    永瀬は個人ラジオ等で「グループを残すことが僕たちの責任であり、ファンへの誠意」と語り、髙橋も「廉と2人でなら、どんな逆境も乗り越えられる」と覚悟を口にしました。発表当初は「2人だけでキンプリを名乗るのは辛すぎる」といった否定的な声も一部でありましたが、2人は見事なパフォーマンスとファンへの真摯な姿勢でその不安を払拭しました。

    体制移行後のシングル『なにもの』のヒットを皮切りに、アリーナツアーやスタジアムフェスへの出演など、2人ならではの柔らかな空気感と多面的な音楽性を確立。永瀬の俳優としての主演実績やバラエティ適性、髙橋のクリエイティブなダンスセンスとアート表現が融合し、王道アイドルとしての輝きをアップデートしながらファンの拠り所を守り続けています。

    【2つの道と未来】世界へ挑むNumber_iと国内エンタメの王道を走るキンプリ

    かつて同じ夢を追い、袂を分かった5人は今、それぞれのフィールドで類稀なる成功を収めています。

    Number_iはヒップホップやオルタナティブなサウンドを軸に、デジタル配信とグローバルプロモーションを武器として世界市場への挑戦を本格化させています。一方のKing & Princeは、国内の音楽シーンやドラマ・映画・舞台などカルチャーのメインストリームで強烈な存在感を放ち、幅広い世代に愛される国民的デュオとしての地位を盤石にしました。

    形は違えど、互いに刺激を与え合いながらエンターテインメントの極致を目指す姿勢は変わりません。かつての分裂は「崩壊」ではなく、双方が自らのポテンシャルを100%解放するための「必然の進化」だったと、現在彼らが放つ圧倒的なパフォーマンスが証明しています。

    【King & Prince脱退】に関するよくある質問(FAQ)

    Q1:脱退した3人と残留した2人は今でも連絡を取り合っていますか?
    A1:プライベートでの細かな交流すべては公表されていませんが、歌番組の現場や音楽フェスでのニアミス時にも互いをリスペクトする言及が見られます。テレビ番組や雑誌のインタビューでも過去の活動をタブー視することなく、互いの活躍を刺激として前向きに捉えていることが明かされています。

    Q2:なぜ岸優太だけ退所の時期が平野・神宮寺と異なっていたのですか?
    A2:当時、岸が初単独主演を務めた映画『Gメン』(2023年8月公開)のプロモーション活動や舞台挨拶が控えていたためです。作品責任を全うし、関係各所への義理を果たすため、映画関連の稼働が一段落した2023年9月30日付けでの退所となりました。

    Q3:King & PrinceとNumber_iのコラボレーションや再結成の可能性はありますか?
    A3:現時点で具体的な再結成の予定はありません。双方が異なる音楽コンセプトと所属事務所で明確なブランディングを確立しているため、当面は個別の活動に注力すると見られます。しかし、双方が良好な関係を保ち、音楽フェス等で共演する土壌が整いつつあることから、将来的なステージでの交錯に期待を寄せる声は根強く存在します。

    まとめ:それぞれの場所で証明した「あの日選んだ道」の正しさ

    King & Princeの脱退発表からこれまでの道のりは、アイドルという枠組みを超えて、自らの表現と人生に真摯であり続けた表現者たちの闘争の記録でもありました。

    世界を見据えて新天地を切り拓いた平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太。そして、歴史あるグループの灯を絶やすまいと覚悟を決めて舞台に立ち続ける永瀬廉と髙橋海人。下した決断の重さと痛みを誰よりも知る彼らだからこそ、ファンに届けられる熱量とクリエイティビティがあります。

    別々の道を歩みながらも、頂を目指す彼らの情熱は今も交差しています。それぞれのフィールドで輝きを放ち続ける5人の挑戦から、今後も目が離せません。 (出典: king prince 脱退(Yahoo!ニュース))

    木村 あおい (Aoi Kimura)
    木村 あおい (Aoi Kimura) トレンドリサーチャー

    テクノロジーやライフスタイル領域を中心に執筆活動を行っています。趣味は写真撮影と旅行です。