REVOLVE 話題の最新トレンド&カルチャー・芸能ニュースを随時更新
2026年10月19日 更新

石破茂に投票した議員リスト一覧!決選投票の内訳と勝敗を分けた真相

目次
[ 非表示 ]

    2024年秋に執行された自民党総裁選は、昭和から平成、令和へと続く憲政史上でも類を見ない大激戦となった。第1回投票でトップに立った高市早苗氏を、石破茂氏が決選投票で大逆転した劇的なドラマの背景には、永田町の権力地図を塗り替える熾烈な多数派工作が存在した。あの緊迫した投開票から時を経た2026年現在も、当時の「誰が石破に票を投じたのか」という投票行動の全貌は、政権中枢の人事や派閥解消後の力学を読み解く最重要のファクターであり続けている。

    無記名投票の厚いベールに覆われた総裁選において、確定情報である推薦人20名はもちろん、水面下で石破支持へと舵を切った旧派閥・グループのキーマンたちは一体誰だったのか。膨大な取材データと議員証言、議席動向の分析から浮き彫りになった「石破茂に投票した議員リスト」の実像と、勝敗を分けた政治的背景を克明に解き明かす。

    📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
    • 要点1:基盤となった推薦人20名は、旧石破派(水月会)の盟友を中心に、森山裕氏や岩屋毅氏ら党内実力者が強固な布陣を固めた。
    • 要点2:決選投票で石破氏が獲得した189票の議員票は、旧岸田派の主力、菅義偉氏に近い無派閥群、小泉進次郎陣営の合流が決定打となった。
    • 要点3:投票先を分けた最大の理由は「次期総選挙で勝てる看板」への危機感と、急進的な政策路線を警戒する現実主義的な合意形成だった。

    【確定名簿】石破茂の推薦人20名一覧|水月会メンバーと支援議員の顔ぶれ

    石破 に投票 した 議員 リストの関連写真・ビジュアル
    【画像】石破 に投票 した 議員 リスト 関連ショット

    自民党総裁選への出馬において、最初の関門となるのが「国会議員20名の推薦人確保」である。かつて派閥を解消し、党内野党とも揶揄された石破氏にとって、この20名の選定は陣営の骨格そのものであった。名簿には、旧石破派(水月会)の忠臣たちに加え、政権中枢経験者や参議院の実力者がズラリと並んだ。

    石破茂陣営の推薦人として選管に届け出された20名の正式リストは以下の通りである。

    【衆議院(15名)】
    ・岩屋毅(大分3区・選対本部長/元防衛相)
    ・赤沢亮正(鳥取2区・旧石破派/筆頭世話人)
    ・平将明(東京4区・旧石破派)
    ・田所嘉徳(茨城1区・旧石破派)
    ・谷公一(兵庫5区・旧石破派)
    ・門山宏哲(比例南関東・旧石破派)
    ・斎藤健(千葉7区・無派閥/前経産相)
    ・坂本哲志(熊本3区・旧森山派)
    ・佐々木紀(石川2区・旧細田派)
    ・橘慶一郎(富山3区・無派閥)
    ・田村憲久(三重1区・旧石破派/元厚労相)
    ・中谷元(高知1区・元防衛相)
    ・村上誠一郎(愛媛2区・無派閥)
    ・森山裕(鹿児島4区・旧森山派会長/選対顧問)
    ・八木哲也(愛知11区・無派閥)

    【参議院(5名)】
    ・青木一彦(鳥取・島根選挙区)
    ・浅尾慶一郎(神奈川選挙区)
    ・神谷政幸(比例代表)
    ・古賀友一郎(長崎選挙区)
    ・吉川有美(三重選挙区)

    この顔ぶれを俯瞰すると、極めて戦略的な配置が見て取れる。旧石破派(水月会)の中核メンバーである赤沢氏や平氏、田所氏らが脇を固めつつ、総務会長などを歴任した重鎮の森山裕氏、防衛政策で通底する中谷元氏や岩屋毅氏が陣営の舵取りを担った。さらに参議院側では、参院自民党に絶大な影響力を持つ青木幹雄氏の長男、青木一彦氏が加わったことが、後の参議院票の大幅な雪崩現象を呼び込む強固な足がかりとなった。

    【決選投票の内訳】国会議員票189票はどこから集まったのか?陣営別の動向

    石破 に投票 した 議員 リストの様子・注目ショット
    【写真】石破 に投票 した 議員 リスト 近影・注目カット

    第1回投票において、石破氏が獲得した国会議員票は46票にとどまっていた。トップの高市氏(72票)、2位の小泉氏(75票)に後れを取る形だったが、地方党員票で108票を獲得して辛うじて2位に滑り込み、決選投票へと駒を進めた。

    そして迎えた決選投票。開票された国会議員票の結果は、政界関係者を驚愕させた。石破氏が獲得した議員票は189票。第1回投票の46票から、実に143票もの議員票を上積みした計算になる。対する高市氏の議員票は173票であり、国会議員票の内訳だけでも16票差をつけて勝利を決定づけた。

    無記名投票ではあるものの、各陣営の幹部証言および事後取材によって、この189票の供給源となったグループ内訳は概ね以下のように判明している。

    ・石破推薦人・基本支持層:約46票(第1回投票での獲得票)
    ・旧岸田派(宏池会)からの流入:約35〜40票(林芳正陣営の大半)
    ・小泉進次郎陣営・菅グループからの流入:約45〜50票
    ・茂木敏充陣営・旧茂木派からの流入:約15〜20票
    ・河野太郎陣営・麻生派造反組からの流入:約10〜15票
    ・その他無派閥・旧安倍派・旧二階派の反高市票:約15〜20票

    衆議院議員の投票傾向としては、改選時の小選挙区で苦戦が予想されていた中堅・若手議員が石破氏へ大きく流れた。一方、参議院議員の投票先においては、参院独自の結束力と地方組織との連動を重視する議員たちが、党員人気の高い石破氏に圧倒的多数で票を投じたことが勝敗の決定打となった。

    旧派閥とグループの決断|旧岸田派・菅グループ・小泉陣営が下した「石破支持」

    石破 に投票 した 議員 リストの報道・詳細資料
    【資料】石破 に投票 した 議員 リスト 報道・メディア記録

    決選投票の趨勢を一気に決定づけたのは、第1回投票で敗退した林芳正氏陣営(旧岸田派)と小泉進次郎氏陣営(菅義偉グループ連合)の政治決断であった。

    当時、首相の座にあった岸田文雄氏は、自身の派閥であった旧岸田派の議員たちに対し、公式には自主投票を装いつつも、水面下で「党改革路線と政権の継続性」を最優先するよう促した。高市氏が勝利した場合、岸田政権が進めてきた政策体系が大幅に見直されるリスクを懸念した旧岸田派の中枢幹部たちは、即座に石破支持へと舵を切った。これにより、第1回投票で林氏を支持していた議員票の約8割が石破陣営へと合流した。

    時を同じくして、小泉氏の後見人として動いていた菅義偉前首相の判断も電光石火であった。菅氏はかねてより、党の刷新感と選挙に勝てる体制づくりを主眼に置いていた。小泉氏が3位で決選投票に進めないと確定した瞬間、菅グループと小泉陣営の選対幹部は協議に入り、「高市体制誕生による党分裂の危機を回避する」という共通認識のもと、石破支持で一致団結した。この巨大な2大勢力の合流こそが、決選投票における143票上積みの最大の原動力となったのである。

    麻生派と旧安倍派の亀裂|高市支持に傾く中で石破へ流れた議員たちの思惑

    一方、高市氏を強烈に後押ししていたのが麻生太郎副総裁(当時)率いる麻生派(志公会)と、旧安倍派(清和政策研究会)の保守系議員たちであった。麻生氏は決選投票直前、派閥の議員に対して「高市支持」の号令をかけ、事実上の引き締めを図った。

    しかし、このトップダウンの号令は一枚岩の結束を生むには至らなかった。派閥解消の波の中で自主性を強めていた議員たちの間では、以下のような「造反の動き」が顕著に現れた。

    ・河野太郎陣営の残余票:第1回投票で河野氏を支援した麻生派および無派閥議員の一部は、高市氏の政策スタンスに馴染めず、独断で石破氏へ投票。
    ・参議院麻生派の独自判断:武見敬三氏ら参議院の政策通議員や、地方選出議員の中に麻生氏の指示に従わず石破氏を選択する動きが続出。
    ・旧安倍派の草刈り場化:裏金問題の影響を色濃く残す旧安倍派内部でも、高市氏を熱烈に推すグループと、「右傾化が進みすぎれば次期選挙を戦えない」と恐れた非主流派若手が分裂。福田達夫氏ら中堅の一部が石破氏に票を投じたとされる。

    絶対的な結束を誇ってきた麻生派の統制が綻び、旧安倍派の票が石破陣営にも漏れ出した事実は、派閥の論理が完全に終焉を迎えたことを永田町に知らしめる象徴的な出来事となった。

    【真相追及】なぜ議員たちは石破茂を選んだのか?投票理由のリアルな本音

    かつて「党内野党」として執行部批判を繰り返し、国会議員票が集まらないとされてきた石破氏が、なぜ土壇場の決選投票で189人もの代議士から選ばれたのか。そこには美辞麗句だけでは語れない、議員たちの切実な「生き残り」をかけた本音が隠されていた。

    取材によって明らかになった、議員たちが石破氏へ票を投じた決定的な投票理由の真相は主に3点に集約される。

    第一に、「目前に迫る衆議院解散総選挙の顔」としての危機感である。政治資金問題で国民の猛烈な逆風にさらされていた自民党議員、とりわけ都市部の小選挙区を抱える議員にとって、総選挙の敗北は自らの失職を直結して意味していた。マスコミ各社の世論調査で圧倒的な「次期首相人気」を誇り、地方の知名度も高い石破氏をトップに据えなければ、選挙を乗り切れないという冷徹な計算が働いた。

    第二に、「高市体制に対する党内中道派の恐怖感」である。靖国神社参拝問題やタカ派的な外交・安全保障政策、さらには積極財政路線を前面に押し出す高市氏が総裁に就任した場合、公明党との連立関係が決定的に悪化するのではないかという懸念が党内に渦巻いていた。自公連立の破綻を回避し、政権の安定維持を望む現実主義的な議員たちが、消去法的に石破氏へ結集した側面は否めない。

    第三に、「地方創生と党内融和への期待」である。旧派閥の領袖支配を嫌い、長年にわたって地方組織の底上げを訴え続けてきた石破氏の愚直なアプローチが、過疎化や経済停滞に悩む地方選出の議員たちの胸に刺さった。結果として、永田町の論理ではなく「民意の風」を読んだ議員たちが、土壇場で石破氏の背中を押したのである。

    【石破茂に投票した議員リスト一覧】に関するよくある質問(FAQ)

    Q1:総裁選の決選投票で「誰が石破茂に投票したか」は公式に公開されていますか?
    A1:いいえ、自民党総裁選の投票は完全無記名で行われるため、誰が誰に投票したかを示す公式の公文書や記録リストは存在しません。ただし、公に推薦人となった20名の一覧は党選挙管理委員会から正式発表されているほか、多くの議員が決選投票後にメディアの取材や自身のSNS、国政報告会などで投票先を公表しており、本記事のリストはそれらの確定情報と各会派の綿密な動向調査に基づき構成されています。

    Q2:推薦人以外で、公に石破氏支持を表明・明言した大物議員は誰ですか?
    A2:代表的な人物として、決選投票直前に支持を打ち出した菅義偉元首相や、石破政権発足後に要職へと起用された議員たちが挙げられます。小泉進次郎氏の陣営幹部を務めた議員の一部や、林芳正氏を支えた旧岸田派の幹部クラス、さらには総裁選後に閣僚や党役員、首相補佐官等に抜擢された実力派代議士の多くが決選投票での石破支持を事実上認めています。

    Q3:なぜ国会議員の間で不人気と言われた石破氏が、決選投票で189票も取れたのですか?
    A3:最大の要因は「高市早苗氏への政権交代に対する警戒感」と「次期衆院選への危機感」が合致したためです。党内中道・リベラル派や旧岸田派、公明党とのパイプを重視する勢力が、高市氏の急進的な保守路線を回避すべく石破氏に結集しました。また、国民人気の高い石破氏を総裁に担ぐことが、自民党への逆風をしのぐ唯一の選択肢だと判断した中堅・若手議員が雪崩を打ったことが数字に結びつきました。

    まとめ:激震の総裁選が2026年の政局に与えた決定的な影響

    2024年秋の自民党総裁選における石破茂氏の劇的な勝利は、単なる一政客の権力掌握にとどまらず、長年続いた自民党の「派閥主導型政治」に終止符を打つ決定打となった。推薦人20名という最小限の足場から出発しながらも、決選投票で189名もの国会議員を巻き込んだあのうねりは、党内秩序が「政策と選挙の勝算」を軸に再編された歴史的な転換点であった。

    2026年現在の永田町においても、あの決選投票で石破氏に票を投じた議員たちのネットワークは、政権運営を支える強固な屋台骨として機能している。一方で、高市氏を支持した保守系グループとの溝や、党内融和の難しさは今なお燻り続けている。あの日、誰がどの理由で石破茂というリーダーを選んだのか――その選択の重みは、これからも日本の政治の行方を左右し続けるだろう。 (出典: 石破 に投票 した 議員 リスト 一覧(Yahoo!ニュース))

    田中 葵 (Aoi Tanaka)
    田中 葵 (Aoi Tanaka) トレンドリサーチャー

    テクノロジーやライフスタイル領域を中心に執筆活動を行っています。趣味は写真撮影と旅行です。